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2010年09月28日
欅
やなぎや様
ようやく本体が出来ました
今日は扉と経机が完成
こんな感じで出来ました。
早速、彫金の作家さんに採寸をしていただきました
デザインは私が作りました
無地の削りだしで相談した結果1.2ミリ(かなり厚いですよ)の銅板で作ることに決定
欅の杢目に負けないように重厚感を出したいと思っています。
どんな仕上がりになるか楽しみですね
さて、これからが大変漆を擦り込んで行かなくてはいけません。
全て無垢材で分解可能ですので良いのですが
納品はお客様の家まで行って組み立てになります。
どうやら2階のお部屋らしく
組み立てた状態では階段をクリアー出来ないそうです。
後日、ご報告いたしますのでお楽しみに。
タグ :欅の仏壇
2010年09月28日
2010年09月28日
大谷派お仏壇
無事に納品出来ました
大きさは100代と言います
浄土真宗大谷派(東本願寺)のお仏壇です
工房で見るよりも
きちんと仏間に収まると一段と見映えがします
奥様も喜んでいることと思います
話好きなお父さんでついついお昼までお邪魔しました。
お世話になりました
今後ともよろしくお願いします。
2010年09月27日
金箔
久々に金箔を貼る仕事です。金箔押しと言います
モデルの職人は手仕事やの嫁さんです
嫁に来て早数十年・・・・・かなりの腕前です
箔押し作業中うっかり部屋に入ると・・・怒鳴られます
少しの風でもうまく貼れないからです
わかっていますが、ついうっかり戸を開けてしまいます
弟子たちも箔押し中は無言です(おびえているようにも見えます)
手仕事やも無口になります
静けさの中で時間だけが過ぎていきます。
どうやら作業終了のようです
全員酸欠で・・・深呼吸
ホッ・・・
タグ :金箔押し
2010年09月21日
神楽
先日神楽の修復の見積もりに行ってきました
珍しい組み立て式の神楽です
材質はどうやら松のようですね、彫刻は欅材
役員の方々が組み立てを始めて約10分あっという間に組み立て完了
彫刻は不足、本体もだいぶ傷んでおります。
松ですからホゾ組部分は緩くなりようやく立っている状態です。
いや~これは大仕事だ。直せるかしら。
でも、何とかしなければ。伝統の歴史ある神楽です。
村の皆さんの熱いハートが伝わってきます。
こんな時、手仕事やのハートはムラムラと燃えてきます。
採算度返しで
直しちゃいますよ~
2010年09月21日
形見の欅材
手仕事やの大学時代の後輩のお父さんが亡くなられました
酒屋さんなのですが
木が好きで欅ばかり集めていたそうです
その材料で何か形見になるような作品を作ってくれ~
と、ご依頼が・・・
お仏壇も欅で作ったのですがその横に置くチェストと机です
ようやく完成
お待たせしました。
今月発送します
お楽しみに
2010年09月21日
子馬ちゃん
子馬のスツール
定番の子馬のスツールに漆を塗ってくれ~
と言うことで
塗りましたよ~
クラフト系のウッディーなスツールが
なぜか高級品に見えますな~
本物の馬のような色になりましたね
今月中にお届けします
2010年09月21日
2010年09月21日
2010年09月13日
ウォールナット材
ウォールナット材オイル仕上げ(w550、h700、d400)



伊那まで納品に行ってきました。H様お世話になりました
昭和の初期に開拓団で入植後、酪農一筋でこられたとお聞きします
確かに回りは広々としたトウモロコシ畑が続きます
設置した後、広いお庭を拝見していると、今年始めてみました
黒アゲハ蝶発見、近づいて写真を撮りますが逃げませんね~
おばあちゃんが草取りをしながら、「じいちゃん早速仏壇見に来たで~」と一言。
ヤッパそうか、写真を撮りながら同じことを考えていました。
「お仏壇の設置後よくあるんですよね~」
「そうかえ、よかった良かった」
そんな頃
畑の隅ではお父さんが一位の木を掘っていました

亡くなったおじいちゃんが植えておいたものですが増えて大変だとか。
記念に1本頂く事になりました
有難うございました。大切に育てますよー
帰り道
懐かしの伊那西小学校へ立ち寄りました

まだ、20代の頃何回か通った小学校です
当時親友のK先生が初任でいた学校です
休みの日にバイクで木工教室に指導に行ったことがありました。
純朴な子どもたちばかりで、今でもはっきりと覚えています。
「懐かしいな~あれからもう30年か~ 変わってね~な~」
ハートはいまだにあの時のままだし
「変わったのは体型と髪の毛か~」一緒に行ったオカーが一言



伊那まで納品に行ってきました。H様お世話になりました
昭和の初期に開拓団で入植後、酪農一筋でこられたとお聞きします
確かに回りは広々としたトウモロコシ畑が続きます
設置した後、広いお庭を拝見していると、今年始めてみました
黒アゲハ蝶発見、近づいて写真を撮りますが逃げませんね~
おばあちゃんが草取りをしながら、「じいちゃん早速仏壇見に来たで~」と一言。
ヤッパそうか、写真を撮りながら同じことを考えていました。
「お仏壇の設置後よくあるんですよね~」
「そうかえ、よかった良かった」
そんな頃
畑の隅ではお父さんが一位の木を掘っていました

亡くなったおじいちゃんが植えておいたものですが増えて大変だとか。
記念に1本頂く事になりました
有難うございました。大切に育てますよー
帰り道
懐かしの伊那西小学校へ立ち寄りました

まだ、20代の頃何回か通った小学校です
当時親友のK先生が初任でいた学校です
休みの日にバイクで木工教室に指導に行ったことがありました。
純朴な子どもたちばかりで、今でもはっきりと覚えています。
「懐かしいな~あれからもう30年か~ 変わってね~な~」
ハートはいまだにあの時のままだし
「変わったのは体型と髪の毛か~」一緒に行ったオカーが一言
2010年09月09日
二十三夜堂
槐材です(エンジュ材と読みます、仏教五木の一つですね、
日本では魔除けの木として大切にされています)
住職さんに書いていただいた和紙を木表にフノリで貼って
彫っていきます
筆字のかすれたところも忠実にコツコツ
掘り終わったら水洗いします
乾いたら
墨を入れていきますもちろん硯で擦った墨です
墨汁ではにじんでしまいます
墨が乾いたら
オイルを丹念に塗り込みます
この時点ですでに4回目です
墨を塗った部分が鈍く光ってきました
そろそろ完成です

無事に据え付け完了です
午前中とはいえ暑くて倒れそうでした
ウーム・・なかなかの出来ですな~(ニコニコ)
その他に
札板2枚・・手仕事やが書きました。漆で書いて金粉を蒔いてあります。
サクラ材の厨子・・中には修復した勢至菩薩が入ります。

厨子を閉めたところです

閉めても又雰囲気良いでしょう~
環貫や蝶番は銀製です。色もいぶしてあります。
渋い!
今回は弟子の佐藤君が厨子を作っています。
写真撮影も進んでやっとりました。
よほどうれしかったのか、かなりの枚数の写真で整理が大変でした。
彼も見とれて感動していましたよ。
めでたしめでたし!
2010年09月08日
高山家具工房



久々に松本の高山家具製作所まで行ってきました
高山さんは信州木工会の会長をされております
会長は東京まで納品でいませんでしたが
お弟子さんと奥様がいらっしゃいました
ちょうど
わけしょが欅の一枚板を削っていましたよ
今まで使っていたダイニングテーブルを
二つのテーブルに作り直すそうです
そして
所狭しと並ぶ道具のなかに
キャプテンチェアーを発見
30年ぐらい前の作品だそうですが
修理をしていました
施主さんはどうしてもこの椅子でなければいけないそうです
尚、椅子は
ほぼ完璧に修復は可能だそうです。
相変わらず忙しそうでした
手仕事やもがんばらなければ!
2010年09月07日
ファンレター


手仕事やにファンレターが届きました
生まれて始めてなもので
興奮のあまりアップしちゃいます
先月の「信州木工会」たまプラーザ東急展に
来場いただいた
ひろき君からでした
彼は幼稚園の頃からお母さんやご家族で毎年
展覧会を見に来てくれていましたが
ここ数年は一人で開店と同時に会場に来てくれます
もう小学校5年生になるのですね
毎年の木工教室には必ずお友達と参加してくれます。
今年は
バターナイフ作り
いつものように手仕事やの座る席で待っていました。
手仕事やはとりあえず補佐ですね。
私と一緒で器用ではありませんが、こつこつと作っていくタイプ。
予定の40分では出来ずに1時間ほどかかって完成。
ご家族の方もすばらしい人柄で、慌てずじっと見守っておられます。
「良い子に育つわけだな~」
そんなことがあって
数日後手紙が届きました
感謝感謝です
タグ :お手紙
2010年09月07日
チーク材
チーク材のお普通壇出来ました
小さいですが(w300,h450、d250)
贅沢に正目の厚い板を使い
シンプルで重厚な雰囲気が出ています、
岐阜県の方からのご注文です
重いですよ!
数年後の色が良いですよチークはね・・・
タグ :チーク材厨子
2010年09月02日
茶保台

東京の方ですが納品後こんな写真が送られてきました
茶保台と書いてチャブダイと読みます
家具の中では昭和の名品とでも呼ぶべきでしょうか
手仕事やが子供の頃はどの家庭にも一つはありましたね
今あのチャブダイはどこに行ってしまったのでしょうか。
通販やディスカウントショップに行くと
海外製品のゴムの木で出来たチャブダイが私がチャブダイです
と自己主張しています。
ほんとは違いますよね・・・
こんな風に作ります
ご注文でクルミ材を使い漆を塗りました
サイズが昔と違い大きいですね(直径90センチです)
丸く切るのが大変なんです・・・・力技
今回は分解できるように作りました
昭和の名品が今静かなブームなんですよ
それも本物でね
あの頃の本物は便利で丈夫でした。
我が家では飯台と言っていました
準備と後始末は子供の仕事・・・
子供心に面倒くさくて手荒に扱ったこともありましたが
すぐに親に怒られて
ものの大切さを教えられました。
あの頃が本物にとっては一番良い時代だったのかもしれません。