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2015年01月07日
2013年09月13日
エンジュ材お仏壇
三重県のHさま
ようやく完成しました
木取りから始まり仮組、オイル塗装、組み立てと写真をアップしておきます。
エンジュ材は長野県産と鏡板は北海道産です。
今では希少な材になりましたが、今年ようやく追加の材が乾燥も上がり仕上がってきました。
無塗装の時には何ともグレーな色ですがオイルを塗るとエンジュ独特の輝きを発します。
エンジュらしい。
仏教5木の一つでもありますし、魔よけの木でもあります。
出来たら三重県まで運ん直接お渡ししたい気持ちです。
今しばらく楽しみにお待ちください。
2013年06月20日
ウォールナット材仏壇
松本のUさま
お仏壇が無事に完成いたしました
ウォールナット材お仏壇$チェスト
リビングの一角に置くにはちょうど良い大きさです。
ダイニングテーブルもウォールナット材ですので
まさにトータルコーディネートです。
お位牌も塗り替え、2人書きにしました
素晴らしい作品になりました。
内緒の引き出しも付いています。
正面の欄間には家紋が彫り込んであります
以前の既成のお仏壇のように既製品の家紋ではありません
ほんらいもの作りです。
設置するのが待ち遠しいですね。
楽しみにお待ちくださいもうすぐ納品です。
2013年06月20日
お爺さんの座卓
小金井のIさま
明治時代に使っていた古い座卓をお預かりしました。
お爺さんが小諸の職人さんに作ってもらったそうです。
現在は重くて大きくて使っていないそうですが、「思い出の品ですので何とか他の物に再生できないでしょうか?」
というご相談を受けました。
ということで折り畳み式の足にして2枚に分割
1枚で使うときは文机
2枚合わせると座卓になります。
「軽くなり毎日使えそうです。」と
とても喜んでいただきました。
よかった~
2013年05月21日
さくら材450
調布のNさま
さくら材オイル仕上げです
w450、h600のかなり大きな厨子です。
一般的な収納式の棚板を抽斗の下に仕込んでいます。
手掛かりも抽斗の下ですので引き出しやすく使い勝手が良いでしょう
さくら材の繰り出しお位牌を置いてみました。
お位牌はさくら材漆塗りです。
背板も3枚使用で取り外し可能です。
兆番は銅製手打ち木の葉のデザイン
完璧ですね!
もうすぐお届けです楽しみにお待ちください。
タグ :さくら材お仏壇
2013年04月16日
ケヤキ材厨子
東京都O様
お住まいの住宅が全て国産材、お仏壇も国産の無垢材にこだわる方のご注文です。全て国産のケヤキ材、塗装も明るい漆仕上げ、中にはご両家のご先祖のお位牌、お位牌も国産材のケヤキ材、国産の無垢材にこだわった逸品になりました。
ご先祖様を大切にする方のご注文にはなぜか気合が入りますね。先祖があっての私達!。今ある自分も先祖の繋がりの中から生まれてきました。考えてみると奇跡に近い唯一無二の存在ですね。ご先祖を大切にすることは自分をも大切にすることに繋がっていきます。日本人の信仰の原点がここにあります。
まだお若い御家族ですが感心しました。末永く大切にお使いください。完成したてのまだ生まれたばかりのお仏壇です。1年の間には木が動きますのでそのつもりでお付き合いくださいね。お仏壇が1日でも早くご家族の仲間入りが出来るように祈っています。
とりあえずヒノキのチェストに乗せました。これから槐材(エンジュ材)で高を合わせてチェストを作る予定です。お楽しみに。【作者藤澤】
2013年03月25日
さくら材
八戸のSさま
さくら材のお位牌です。ようやく完成しました。
中には同じさくら材の板が入ります。
数えてみたら15枚あります。出来るだけたくさん入るように薄く引きました。
オイルを塗るとこんな感じになります。
たぶん日本には一つしかありません
繰り出し位牌と言います。
お楽しみに!
タグ :さくら材位牌
2013年02月21日
桜材民芸塗装
安曇野のMさま
桜材民芸塗装&黒檀材床柱利用
ポストアンドビームの住宅に無事に設置できました
戦争で亡くなられたお父さん
苦労されたお母さんにささげるお仏壇です。
桜の蒔き絵の意味もわかります。
ご高齢のお母さんの喜ぶ姿を見て私もうれしいです。
お父さんも喜んでいると思います。
おばあちゃんとお話していると今の私たちの平和な生活が
先代の方々の努力と苦労の上に成り立っていることが
とても強く感じます。
末永く使っていただくことをお祈りしながら
私たちは次の世代に何を残せるか考える自分がいます。
2013年02月20日
桜材民芸塗装
川崎のKさま
ようやく完成納品できました。
昨年の11月から長らくお待たせいたしました。
・民芸色でも少し赤みを強くしてほしい。
・内部を曲線で仕上げてほしい。
・欄間は重厚感がある組子で。
・隠し引き出しを付けてほしい。
・お位牌に桜の絵を入れてほしい。
ご注文通りできたでしょうか。
ご主人も喜んでいてくれていると思います。
後世に残せるものがようやくできたそうです。
息子さんも大切にしてくれると思います。
何代も使ってほしいですね。
今の時代は何代も大切に使ってくれるモノが無さすぎますね。
お仏壇もそんなモノになったら悲しいですよね。
何でも使い捨ての時代にK様のような方がいてくれてうれしい限りです。
そろそろモノに対する考え方を変える時代になってほしいものです。
日本人はそんな民族ではないはずです。
タグ :桜材民芸仏壇
2013年02月20日
エンジュ材
吉祥寺のKさま
ようやく完成です
エンジュ材厨子、厨子には阿弥陀様の掛け軸が下がりますので真中にフックを付けてあります。
そうです浄土真宗大谷派なんです。でも本来は浄土真宗の場合はお仏壇のことをお内仏つと呼びます。
本山の東本願寺の阿弥陀堂の内陣(ないじん)、外陣(げじん)、はっきり言って内部をコンパクトにまとめて
お部屋に置けるようにしたのがお内仏と呼びます。お仏壇のことですね。
内陣は金箔で仕上げてあって金ぴかです。なのでお仏壇も金ぴかなのです。
厨子はそうではありません。
大切な信仰の対象を入れておく箱なのです。どちらも生きる力を与えてくれます。
チェスト
チェストには電気製品を置いておくためにスライド式の棚板が仕込んであります。
引き出しもスライド式です。本体もスライド自由です。
明日発送します
お楽しみに!
浄土真宗はご本尊を掛け軸で納めます。
南無阿弥陀仏の字でもいいのです。
信仰の対象は形ではないことを表しています。
仏像より絵像、絵像よりも字、心があれば形は何でもよいのです。
南無阿弥陀仏の念仏を忘れてはいけないのです。
ひたすら念仏を唱えることが浄土なのです。
タグ :エンジュ材厨子チェスト
2013年01月29日
ウォールナット材
埼玉のHさま
ウォールナット材チェスト、お仏壇
オイル仕上げです
今日無事に設置できました。
お見事です
昨年の秋においでいただき、何度かご相談の上
ようやく、今年になって完成です。
色々とお話の中で信仰の原点とは?
深く考えさせられるお話もうかがって長居をいたしました。
おばあちゃんにも喜んでいただいて
お孫さんにも飛び回って喜んでいただいて
私も嬉しい限りです
多くの関わりの中でご先祖様のお話もお聞きして
おまけに
飯山のうなぎの話にまで行ってしまいました。
私も家族の仲間に入れていただいたようで、嬉しくなりました。
ご主人にも宜しくお伝えください。
2013年01月29日
ウォールナット材
京都のSさま
1年がかりで完成
何度も図面の打ち合わせ、手板見本の発送、内部の照明の明るさ
ようやくOKが出ました。
扉を閉めておいても中の観音様は見えますね
デザインはお客様のものです。
私のオリジナルも入っています。
タグ :お仏壇ヲールナット
2012年12月22日
りょうたくんのお仏壇
りょうた君のお仏壇
お家の新築に合わせて江戸時代から受け継がれたお仏壇を修復することになりました。
お爺ちゃんが亡くなって数年、お父さんはお仏壇をどうしようか悩んでいました。
持ち上げると底が抜けているし扉は取れているし
障子はどこかに無くしてしまって付いていませんし
引き出しもバラバラですし
新しいお仏壇に取り換えてしまおうか、先祖が大切にしてきたお仏壇を修復できるのだろうか?
悩んでいたのです。
そこで
手仕事屋の想いは
古いものを大切にすべきだ。
それも自分の先祖が作って何代にもわたり100年以上使ってきた。
りょうた君にH家の歴史を知ったうえで
将来この家に生まれてきたことを誇りに思ってほしい。
そのためには
このお仏壇を捨ててしまってはならない
100年以上経過した古いお家に残った唯一つの大切な物。お仏壇はそういうものなんです。
歴史をつなぐ想いをつなぐための子供たちへの大切なメッセージが詰まっています。
だから
お父さんはりょうた君へそんな思いを託して修復することにしました。
そして修復完了!
設置する時、お父さんの想いが通じたのかりょうた君はバリバリでお手伝いをしてくれました。
手仕事屋はうれしくて涙が出ました。りょうた君が立派な大人に育つと確信したのでした。
これからまた100年H家のために頑張っておくれお仏壇。
タグ :お仏壇の修復
2012年12月20日
おじいちゃんのお仏壇
長野のKさま
今年の春に突然工房においでいただいたおじいちゃん。
なんとお歳は95歳。
おばあちゃんとお婿さんと仲良くおいでいただきました。
楽しい方でいろいろとお話を伺った末に。
昔の我が家にあったはずのお仏壇を復元することになりました。
デザイン、漆の色、金具の色、など細かなところまでお聞きして
図面を描きました。
おじいちゃんの一代記を書けるぐらいに95年の人生をしっかりとお聞きしました。
思い出話の中に昔のお仏壇の姿が現れてきます。
おじいちゃんの人生に参加させていただいてなんだか私も幸せな気持ちになりました。
よし、おじいちゃんの為に最高のお仏壇を作ろう。そんな気持ちになりました。
3回の図面書き直し。なんだか試験を受けているような感覚でしたが
ようやく図面が合格~!
一年がかりでようやく完成しました。
派手さはありませんが最高のお仏壇です。納得です。
設置後早速おじいちゃんによる読経、一緒にお経を読んで私なりの入魂式を挙行いたしました。
末永くお使いください、いつまでもお元気でいてくださいね。
2012年12月20日
桜材民芸塗装
安曇野のMさま
桜材、漆仕上げ
ようやく塗りあがりました
組み立ててみましたがいかがでしょうか。
只今、蒔き絵作業中もう少しで完成です。お楽しみに~
もちろん蒔絵は桜です。
M様のデザインです。
私も楽しみです。
タグ :桜材漆仕上げ仏壇
2012年12月07日
黒檀材床柱
安曇野のMさま
ようやく1回目の漆塗装が終了。
色はあまり濃くしないように調整しながらの漆塗装です。
黒檀材の木目が見えるようにしなければいけませんね。
2回目と3回目は今日仕上がる予定です。
お楽しみに
2012年12月05日
安曇野のMさま
黒檀の床柱を製材中です。硬くてかなり大変な作業です。
至るところに日割れが入っていて使える場所を選びながらの作業です。
もちろん二人でかからないと危険ですね。
扉にうまく黒檀の板を入れることが出来ました。
塗装は漆ですので黒檀の木目を消さないように注意ですね。
本体の完成です。
欄間と引き出し、引き戸の鏡板には床柱から切り出した黒檀の板が入りました。
上と下の台輪といいます。土台と天板とでも言えばよいのでしょうか
安曇野のMさま
ようやく木地が完成。漆を塗り始めました
本体は以上の方法で作ってきましたが9月から3カ月ようやく完成です。
お楽しみに!
2012年12月05日
エンジュ材額縁

満月の約束原画展無事に役割を果たすことが出来ました。
絵本作家佐藤ななえさんの絵本「まんげつのやくそく」原画展に
額縁で参加させていただきました。
長野県飯山市にある神戸のイチョウを題材にした絵本「まんげつのやくそく」
の原画展をイチョウの下で行いました。
素晴らしい天気に恵まれて
無事にその役目を果たすことが出来ました。
おめでとう~
打ち上げまでご招待いただき恐縮しております。
ごちそうさまでした
2012年12月05日
かわいいお仏壇


千葉のNさま
マンションの一角に祈りの空間が生まれました。
かわいいですね~
根来塗桜蒔絵の厨子ですね。材質も桜です。
内部にはご注文の紗らの花の蒔き絵も入れておきました
コンソールテーブルも桜材です。
これはオイル仕上げ
引き出しと収納式の棚が仕込んであります。
ダイニングテーブルと高さを合わせてありますので
威圧感もなく自然な表情をしています。
いろいろとお世話になりありがとうございました。
末永くお使いくださいね。
2012年11月10日
ようやく完成!桜材民芸仏壇


八戸のSさま
ようやく完成しました。
桜材漆塗装、民芸仏壇。
8月より製作開始して3カ月じっくりと期間をかけて作り込みました。
漆の乗りも良く、薄く何度も塗っていく作業は根気と手間が必要です。
全てが完璧に行くとこんな素晴らしい作品になります。
作ってよかった!
この瞬間のために頑張ってきたんだな~という気がします。
さて、雪が降る前にお届けできるでしょうか?
楽しみにお待ちくださいね。
2012年11月10日
ケヤキ材茶ダンス

お客様いわく私の記憶の範囲では生まれたときからありました。
という茶ダンスの修復です。
ケヤキ材茶ダンスのお洗濯した状況です。
古い漆の部分がすべて落ちてしまい、金具で隠れていた部分だけ漆が生きています。
漆は紫外線に弱く耐光性が良くありません。
そこがまたいいところで、ベースのケヤキ材を傷めることなく朽ち果てていきます。
だから、100年近くたって簡単に洗い落とすことが出来、また漆を塗ることが出来るのです。
天然素材の良いところです。
ウレタンなどの化学塗料ではこうはうまくできませんね。
お預かりして3カ月
木地の痛みを修復後漆を塗装し直しました。完成です。
金具も当時の鍛冶屋さんの作品のようで、重量感のある素晴らしいものでしたので再び漆を焼き付け直しました。
これからまた100年使うことが出来るでしょう。
これがいま日本から消え去ろうとしている
本来の日本人の「ものづくり」
本来の日本人の物を大切に使う文化です。
こんな素晴らしい文化を無くすも発展させるも
全て使う人が背負っています。
日本人がんばれ!
タグ :茶ダンス修復
2012年11月10日
2012年10月10日
根来塗り
根来塗り完成しました
チェスト桜材完成しました
ナツツバキ、桜
こんな感じに組み上がるんです。
お位牌も只今創っております。
これは曙塗りです。お仏壇よりも色を濃くしたいので朱漆の上に春慶漆を塗ります。
完成次第戒名を描きたいと思っています。
お楽しみにお待ちください。
2012年10月03日
ナツツバキ
千葉のN様
根来塗り厨子(w420,h600,d350)
フラッシュを使ったので色は明るいですが
実物はもっと色が濃いですね。
金具も完成。
ようやく蒔絵が完成しました。
ナツツバキ(沙羅の花)
桜(いつもよりシンプルに)
ご注文通りに出来たでしょうか
明日から組み立てますのでお楽しみに。
それから
乗せるためのコンソールテーブルも完成しております。
これも
厨子と同じ桜材で使い勝手の良いオイル仕上げです。
淡いピンク色で仕上がっています。
経年変化で色は褐色に変わっていきますので
厨子との調和も数年後にはとれてくるでしょう。
綺麗ですね。
まもなく納品です楽しみにお待ちください。
タグ :桜材厨子桜材コンソールテーブル
2012年10月01日
桜材
三回目の塗装が終わり
4回目の塗装に向けて磨いています。
そして塗り上がりは
きれいでしょう~
少しの間このまま養成します。
慌てて組み立てると塗装面が傷になりやすいのです。
漆は空気中の酸素と水分(湿度)によって硬化します。
どちらが欠けても乾きません。
「それも、表面から乾いていくので厚く塗るほど表面が乾き塗膜の内部まで乾くには時間がかかります。
一度に厚く塗るのではなくて、薄く何度も塗っていった方が丈夫でムラなく塗れるのですね。」
ということで
表面が乾いているだけで内部はまだ完全ではありません。
そうかといって漆は長い年月をかけて塗装内部まで硬化していきますので
表面の硬度がある程度高くなってからと言うことになります。
組み立てまでは少しの間お預けです。
完成をお楽しみに。
2012年09月26日
修復しました
小布施のS様
お仏壇・分解・修復・塗り替え
金具を除いて全て私がやりました。(蒔絵もね)
ようやく完成、設置ができました。
新品とまったく一緒です(古い塗装は全て剥いでから)
6月にお預かりして3カ月ようやく完成です。
お預かりに伺ったときに見せていただいた領収書には昭和40年と書いてあり
私の親父の名前がしっかりと書いてありました。
45年ほど前の領収書をちゃんと保管してくださっていて。ありがたい限りです。
そのことを親父に話すと納品のときは一緒に連れて行け~。
ということで当日はS様のお宅のおばあちゃんと話が盛り上がり
横で見ている私は
「職人っていいものだな~」とつくづく感じましたよ。
今回の領収書には私の名前を書きました。
さてこれからまた40数年後元気でいられるかな~
いや、元気でいなくちゃね!
ファイト~です。
タグ :仏壇修復塗り替え
2012年09月22日
桜材
桜材民芸塗装
2回目の塗装が仕上がりました
鈍い艶が出てきました、1回目の捨てずりからはだいぶ色が濃くなり木目もよく見えるようになりました。
扉の木目もよく見え色もそろっています。
とくにチェストの天板の木目が美しいです。
まだこれから2回塗りますが仕上がりによってはもう一回塗ります。
そのたびに木目と色に深みを増していきます。
さてどうなるのか
お楽しみに!
2012年09月22日
桜材
秋田のS様
桜材お仏壇
塗装を開始しました。1回目の捨てずりといいます。
木地の色を調整することと、木目の導管を止める意味があります。
すでにさくら独特の木腑が浮かび上がっています。
塗り重ねるたびに深みのある模様に変わって来るはずです。
最初の木取りの真価が問われる工程でもあります。
均一ないい色と模様が現れています。
仕上がりが楽しみです。
お楽しみに。
2012年08月20日
茶色乾漆
茶色の乾漆塗り仏壇です
表面が少しざらっとしています。どう表現したらよいのやら。難しい・・
重量感、高級感があり実際に塗膜も丈夫です。
亡くなられたご主人のためのお仏壇です。
私にとっても想いの深い作品になりました。
若かりし頃家具作りを教わった師匠の方です。
長野、松本まで行っては、時には飯山まで来ていただいたり。
楽しく叱ることもなくただ想いを語るだけの方でしたが、厳しさが言葉の端端ににじみ出ていました。
今では考えられないくらいの物作りに集中している自分を思い出します。
がちがちでしたね。
もっと肩の力を抜けばいいのに、緊張はしていないのに気合いだけが先走り
夢中で教わりましたね。そんな事って過去にないですか。
その気にさせてくれる。学者のような職人さんでした。
こういう人はもう日本にいなかもしれない、寂しい限りです。
今度は自分がその人みたいになれたらいいな~と思うけど。無理ですね。
とうてい及ばない。
タグ :茶色乾漆仏壇