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2009年05月11日

母の日の贈り物

母の日の贈り物母の日の贈り物
以前息子の学校の校長先生に
依頼された文机ですが
先生が母の日に合わせて奥様にプレゼントしたそうです
大変喜んでいただき
昨日お礼の言葉をいただきました
先生のご兄弟3人で苦学をされた文机が
今度は奥様に・・・・・いいですね~
さぞかし文机も作った職人さんも
喜んでいることと思います

地元の素材で
地元の職人さんが
最善を尽くして物づくりをする
当たり前のことですが
現代では稀少になっています
今のままではものづくりをする人も素材も
無くなってしまうかもしれません

こんな田舎だからこそ
まだ本物が残されているのかもしれません
今のうちなら何とか出来そうです
本物を見る目を育てる
本物を作る技術を育てる
本物を使う人を育てる
人も道具も使うことで共に育っていくような気がします
出来たら本物で
気に入ったら朽ち果てるまで使ってほしいですね
昔の人はどんな物でも大切に使っていましたよ
作った人や素材が何だかわかっていましたから
そして高価な物でしたからね

見た目が良くて安ければ何でもいい
いらない物まで買い求める
それに飽き足らない人は
ブランド品を買いあさる
そして飽きたら捨てる
いつからこんな国になってしまったのでしょうか
「お金さえあれば何でも出来る」でしょうか

芸術品じゃなくて
名もない職人さんが作った民具で
100年以上も前に作られたものが
いまだに使われている
もう一度手直しされて使われる
まだまだ日本に残っていますよね
もしも自分の作ったものが
100年後の職人さんに
昔もいい仕事してたんだな~
なんて言ってもらえたら最高ですね

タイムカプセルに入れたような作品を作れたら
理想の「ものづくり」ですね


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Posted by 手仕事屋ふじしん at 13:52│Comments(0)ものつくり
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