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2011年02月17日
槐材
ようやく完成です
オイルも塗り込んで4回目
鈍い艶が出てきました
重厚感がありますね
隣のウォールナット材は奥様のご先祖様が入ります。
小さいので下には小引き出しを付けて
槐材の厨子と高さを合わせています。
共に600ミリです。
それぞれに中には同じ材の繰り出し位牌が入っています。
この位牌は屋根が取れます。
中には木札が10枚ずつ入っています。
1枚がお位牌1つと同じ意味があります。
戒名や法名を墨または漆で描きます。
ちなみに戒名は浄土真宗以外の宗派
浄土真宗は法名と言います。
法名は基本的には男性は三文字女性は四文字です。(釋◎◎、釋尼◎◎)
ですね。
亡くなりますと、現世にさようならをしてお浄土に行ってしまいます。
ですのでお位牌は作りません。過去帳や繰り出し位牌に書き留める程度です。
お浄土に行ったら生まれ変わるまでは
お盆やお彼岸には帰ってきませんよ。
それに対して
戒名は文字数が決まってはいません
宗派によっては
譽(浄土宗)、日(日蓮宗)、の漢字が入ることがあります。
戒名をいただくと言うことは出家して仏門に入ることを意味します。
悟りを開くために修行すると言うことですね。
亡くなってからも修行するなんて大変だと思いますが、
実はお浄土とこの世を行き来して子孫を見守っているのだそうです。
お盆やお彼岸には自宅に帰ってきます。
迎え火や送り火を焚くのはこのことですね。
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Posted by 手仕事屋ふじしん at 18:37│Comments(0)
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