二十三夜堂
槐材です(エンジュ材と読みます、仏教五木の一つですね、
日本では魔除けの木として大切にされています)
住職さんに書いていただいた和紙を木表にフノリで貼って
彫っていきます
筆字のかすれたところも忠実にコツコツ
掘り終わったら水洗いします
乾いたら
墨を入れていきますもちろん硯で擦った墨です
墨汁ではにじんでしまいます
墨が乾いたら
オイルを丹念に塗り込みます
この時点ですでに4回目です
墨を塗った部分が鈍く光ってきました
そろそろ完成です
無事に据え付け完了です
午前中とはいえ暑くて倒れそうでした
ウーム・・なかなかの出来ですな~(ニコニコ)
その他に
札板2枚・・手仕事やが書きました。漆で書いて金粉を蒔いてあります。
サクラ材の厨子・・中には修復した勢至菩薩が入ります。
厨子を閉めたところです
閉めても又雰囲気良いでしょう~
環貫や蝶番は銀製です。色もいぶしてあります。
渋い!
今回は弟子の佐藤君が厨子を作っています。
写真撮影も進んでやっとりました。
よほどうれしかったのか、かなりの枚数の写真で整理が大変でした。
彼も見とれて感動していましたよ。
めでたしめでたし!
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